葉っぱのスタンプ


庭や道端にある本物の葉っぱをスタンプにする工作です。

色は絵の具ではなく、スタンプ台を使って付けます。

幼稚園児や小学校低学年のお子さんでも手軽にできるので、ぜひお試しください。


材料

好きな葉っぱ、スタンプ台、紙、下に敷く新聞紙、葉っぱの汚れを拭くもの(必要に応じて)。

 

 

※スタンプ台のインクのスポンジが浮き上がっている物の方が、インクをつけやすいです。


手順

 

 

  1. 葉っぱに汚れがついていたら取ります。
  2. 葉っぱの裏側(葉脈が浮き出ている側)にスタンプ台のインクをつけます。葉っぱを下に置き、手にスタンプ台をもってポンポンとインクをつけていく方が簡単な場合もあります。インクを付ける場所と、版画のように刷る場所を別にしましょう。
  3. インクをつけた面に紙をかぶせ、版画のようにこすりつけます(手で押さえれば十分です)。

葉っぱの選び方

固めでしっかりした感じの葉の方があつかいやすいです。

例)アジサイ、サクラ、アイビー(ヘデラ/キヅタ)、イチョウ

 

その他、形が面白いので、カエデ(イロハモミジ)やシダ類(イヌワラビ)、ドクダミ、アオジソなどもお勧めです。いろいろお試しください。

 


紙の選び方

コピー用紙、プリンターで使える和紙など、印刷に使う紙は刷りやすいです。

 

和紙のもの(封筒、はがき、半紙など)も味のある作品になります。

 

折り紙は少しインクをはじきます。


葉っぱのスタンプを使ってできる応用例

  • 絵葉書。
  • 色紙にし、詩や俳句を書く。
  • 台紙に貼ってしおりにする。ラミネート加工するとしっかりします。
  • 白いうちわにスタンプする。
  • 模造紙等を使い大きな作品にする。
  • 水族館、動物、怪獣など好きなテーマでデザインする。物語を作ってもいい。
  • 布にスタンプする(布につくインクで)。きなりの布バッグなど。

2015年・2016年、市川市の特別支援学級・学校の先生方の研修会で、「自然の植物を使っての図画工作指導について」の分科会の講師をさせていただき、公園の植物観察と葉っぱのスタンプでの作品作りをおこないました。

葉っぱの形や葉脈の美しさから、意外と大人もはまります!

お試しください。