上の子が幼稚園に入る前、日常のお付き合いといえば、親子サークルで知り合った近所の限られた数のママ友さんだけでした。
その頃の私は、自分のことを「オープンに話せなくてダメだなぁ」と思っていました。
例えば、
- 甘いお菓子があまり好きではないんだ。
- 似合う色を着ると顔色良く見えていいんだよ。
- 大学の非常勤講師の話が来て教えに行くんだ。
- オーラソーマって言うカラーセラピーを受けに行ってきたんだ。面白かったよ。
とか、そんな程度のことでも、なかなか話せませんでした。
『話して共感してほしいけど、話すと引かれるかも…。』
自分のことを聞いてもらって、もっと仲良くなりたい。でも、話すことで「変わった人」「別世界の人」と思われて、かえって境界線ができてしまうのが怖い…。孤独になるのは寂しいし、子どもも可哀想。
無意識にそんな風に思っていたようです。
最近のソフトバンクのCMで、堺さんがお母さんの教え子だったという話がありますが、ご覧になりましたか?「変わらないわね~」というお母さんに、「変わりもんだ」とお父さんが言うの。
確かにこのCMの堺さんはランドセル背負っちゃって、かなりの「変わりもん」です。(自分の上司だったらどうかな?)
ただの「変わりもん」なのか、「個性的な魅力のある人」なのか。その違いはどこにあるのでしょうか?
27枚からなるチャネリング曼荼羅カードの中に【ありのまま】というのがあります。ほんわかした色遣いのアートが可愛いこのカードのメッセージは、「あなたはあなたでありなさい ただそれだけでいいのです」。
「ありのまま」でいられる場面を100%にするのはなかなか難しいもの。
だけど、少しずつでも、その時間を増やしていきたいね。
素の自分を見せたら離れていく人は、遅かれ早かれ去っていく人。その人にすがるよりは、見せた自分に「いいネ」と反応してくれる人と出会いたい。
会う人すべてに好かれるなんて不可能なこと。共感してもらえる人に共感してもらえればいいんじゃないかな。
そして「変なところ」は、「個性」であり、それこそが「魅力」かも。
今は、そんな風にも思います。
先ほど挙げたCMでは、堺さんの想いが伝わるから、変わりもんだけど魅力的にも感じられます。
想いは発信しないと伝わらない。ちょっと変わったあなたの想い、少しずつ発信してみませんか?