写真は、2015年7月15日、埼玉県行田市「古代蓮の里」にて撮影しました。
オニバスはスイレン科の植物で、葉はスイレンのように水面に浮く丸い形ですが、トゲトゲしています。
葉っぱを突き破って出てきて花を咲かせる、ずさんな感じに、自分と通じるものを感じますσ(^^;)
花は葉っぱを破ると決めているわけではないらしく、うまく葉と葉の間の隙間から花を咲かせてる場合もあります。
よくTVでも見かける、子どもが乗っても沈まない、巨大な葉っぱのやつは「オオオニバス(大鬼蓮)」と言います。
子どもが乗りやすいように(ではないよ)、葉っぱのふちが立ち上がっています。
オオオニバスはアマゾン流域など南アメリカに生えます。
オニバスはマイナーですが日本産です。
絶滅が危惧されていますが、都内でも見ることができます。東京都葛飾区にある都立水元公園に自生地があります。水元のオニバスは東京都指定の天然記念物です。
くわしくはこちらのサイトをどうぞ。
・水元公園でオニバス・アサザが開花(かつまるガイド 2015.7.14)
http://www.katsushika-kanko.com/news/updates/post_1638.php
・水元公園のオニバス 生態の不思議/都会の水郷 水元公園